記事一覧
全26本。新しい記事から順に並んでいます。
隣人同士のケンカが、まさかの大帝国侵攻を招いた話――ローマとブリタニアの攻防
紀元43年、ブリトン人の小国同士のいざこざが、ローマ帝国の本格侵攻を招きました。ゲリラ戦で抵抗したカラタクス、23万の大軍を率いたブーディカの反乱、そして支配されながらもしたたかに共存したブリタニアの400年。ローマ撤退までの攻防と、思わぬ後日談をたどります。
戦わずして天下統一? ウェールズに現れた二人の“大王”――ロドリ大王とハウェル善王の時代
9世紀前半から10世紀中盤、小国に分かれていたウェールズをひとつにまとめた「大王」たちの時代。婚姻でじわじわ領土を広げたロドリ大王、ヴァイキング王ゴルムを討ち取った戦い、三兄弟の結束と分裂、そして600年も生き続けた法律をつくったハウェル善王まで。ウェールズ史でも屈指の見どころが詰まった時代をたどります。
外からはマーシア、内からは下剋上――ウェールズ版“戦国時代”と、救世主になった島の男
7世紀後半から9世紀前半、ウェールズは隣国マーシアの侵略と国内の後継争いに同時に見舞われました。283kmの「オッファの土塁」、王室の血筋ではない男の40年統治、4年に及ぶ泥沼の内乱、そしてマン島から現れた救世主メルヴァン。今のウェールズとイングランドの国境が形づくられた、内憂外患の時代を追います。
ロンドンって、どういう意味? 2000年前までさかのぼる名前のヒミツ
世界中の誰もが知っている「ロンドン」という名前、実は英語生まれではありません。ケルト語の「広い川」説、ローマ人が記録した「沼地の砦」説、伝説のラド王説。3つの語源説と、今のウェールズ語に残るヒント、そしてイギリス各地の地名に隠れた法則まで、ゆるくひも解きます。
「アーサー王」は実在した? 北ウェールズの王様たちの意外な物語
円卓の騎士、聖剣エクスカリバー、魔法使いマーリン。あの有名なアーサー王伝説は、5〜6世紀の北ウェールズに実在した王様たちがモデルかもしれません。せっかち者エイニオン、長い手のカドワロン、白い歯のオワイン、マエルグウィン、クネグラシス。5代の王をあだ名を手がかりにたどり、伝説との重なりを探ります。
【マグヌス・マクシムスとは?】夢に導かれた“ローマとブリテンの英雄”の実像と伝説を分かりやすく解説!
名もない兵士から皇帝へ。4世紀のローマ帝国末期、ブリタニアを守り、西ローマの実権を握ったマグヌス・マクシムス。歴史では「簒奪者」と呼ばれる彼が、なぜウェールズでは「マクセンの夢」の主人公として英雄になったのか。史実と伝説の両面から分かりやすく解説します。
テューダー家って何者? ウェールズの一族がイギリス王室になるまでの物語
ヘンリー8世やエリザベス1世で知られるテューダー朝。その一族のルーツは、じつはウェールズの一介の武将でした。王の執事から始まり、征服、反乱、王妃との身分差の恋、亡命を経て、ボズワースの戦いで王座をつかむまで。ウェールズ版シンデレラストーリーをたどります。
ウェールズってこんな国! 中世の歴史をゆる〜く旅してみよう
ローマ帝国の支配、自分たちの手での自治、アングロ・サクソンやノルマン人との戦い、そして征服後も続いた反乱。1世紀から15世紀までのウェールズの歴史を、8話の早送り物語としてサクッと紹介します。年号を覚える必要はありません。
イングランド建国秘話:傭兵兄弟が仕掛けた「大どんでん返し」の物語
敵を追い払ってくれた頼もしい助っ人が、数年後には国を乗っ取っていた。5世紀のブリテン島で起きた(と伝えられる)ヘンギストとホルサ兄弟の物語。娘の色仕掛け、和平の宴の騙し討ち、そしてイングランド最初の王国「ケント」の誕生まで、ドラマチックすぎる顛末をゆるく紹介します。
【赤いローブの戦士】パダン・ベイスリュッドと古代ブリタニアの秘宝
ローマ支配下の4世紀ブリテン北部で国境を守り、のちのウェールズ王室の源流となった戦士パダン・ベイスリュッド。彼の名を不滅にした「赤いローブ」の伝説と、ブリテン島の十三の宝物の物語をたどります。
なぜウェールズの国旗には「赤い竜」がいるの? 〜悪魔からヒーローへの大変身物語〜
白と緑の地に赤い竜が描かれたウェールズの国旗。この竜、もともとは「悪の象徴」でした。ローマ軍の軍旗からアーサー王伝説、そしてイングランド王の戴冠まで、1500年かけて誇りのシンボルになった大逆転の物語です。
中世ウェールズの王様は、なぜみんな「あだ名持ち」だったのか?
「ノッポ王」「ハゲ王」「そばかす王」。中世ウェールズの王様たちは、驚くほど親しみやすいあだ名で呼ばれていました。同じ名前だらけの王室で、人々はどう王を区別したのか。名前とあだ名から見える、面白くて少し切ないウェールズの歴史です。











